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2017.09.27

真夜中のギター練習

夜中のギター練習&ウクレレ練習

今回は夜のギターの練習方法について書いていきたいと思います。


仕事から帰ってくるのが遅くて21時を過ぎてしまう方。
21時からギターをかき鳴らす・・・という訳にはいきませんよね。
エレキギターならいいのですが、アコギはそうはいきません。
ウクレレとかも音は多少はするので近所迷惑にならなくても家族から苦情が出るという人もいます。

一人暮らしの方は隣に音がいかないか心配しますし、家族と住んでいる方は家族に気を遣って練習を控える方もいます。

音対策として一番多いのは時間帯を分けて弾く方だと思います。
ただこれは平日の昼間に仕事をしている場合は無理ですし、平日に仕事をしている人の割合の方が高いのでこの方法はあまり参考になりません。

これから一人ぐらしを始めるようと考えている方で音の心配をしている場合は比較的対策が取りやすいです。
現在一人暮らしをしてる方も参考になるかもしれません。

物件を借りる際、音を気にする方は間取りと階、構造、建っている場所をきちんと見て下さい。
音の事だけを考えるのであれば
・1階
・音楽をする部屋に隣の人の部屋が隣接してないこと
・重量鉄骨
・線路のそば、大通りのそば
この4点が備わっていればバッチリです。角部屋ならパーフェクトと言ったところでしょうか。

逆にいうならば
・2階以上
・音楽をする部屋に隣の人の部屋がある。(寝室なら最悪)
・木造or軽量鉄骨
・閑静な住宅街
だときついですね。

1階が良いと言うのは振動は下に伝わりやすいからです。例えばスピーカーは天井についているところよりも床に面して置かれている場合が多いですし、楽器のアンプ類も当然床に置かれている場合は殆どです。床に置かれたアンプを鳴らす場合音は当然床から各方面に振動を伝えることになります。1階だとその下がないので下には迷惑がかかりませんが、2階以上だと下の階が存在するので音が伝わる可能性が高くなります。

また音楽をする部屋の隣が自分の部屋の場合、その部屋の向こうまでは音がいく確率は減ります、逆に隣接していると届きやすくなります。

音=振動と考えて頂ければわかりやすいと思います。重量鉄骨の場合壁や柱自体が重くまたそれを支えるために分厚い壁があることが多いです。重いものは振動を伝えづらいので重量鉄骨が一番防音性能が高いと言えます。逆に木造の壁はかなり薄いですし、同じ鉄骨でも軽量鉄骨は壁が薄いので防音としては少し危ういかもしれません。

また近隣に車の通りが激しかったり、線路の近くだったりする場所では建物自体の防音性能も高めですが、住んでいる人自体が音に対して寛容なことが多いので苦情の少ないことが多いです。

現在すでに一人ぐらしをしているのであれば住んでいる建物の構造などを確認してみると良いと思います。
ちなみにトイレやお風呂は気密性が高いので隣人の部屋と自分の部屋の間にトイレやお風呂がある場合は音は漏れにくいです。

ではもうすでに音が隣にすぐ聞こえる場合はどうすればいいでしょうか?

防音対策以外で考えなくてはいけません。

まずは音を鳴らさず練習出来る方法を考えることです。

ギターやウクレレの場合はブリッジ付近にタオルを弦とボディの間に挟むことで音が鳴らなくなります。
この場合音がならないので自分でも音の確認はできません。よってコードフォームを覚えたり、ピッキングの練習、コードチェンジの練習でこの方法を採用するといいでしょう。

次に楽器の音量を押さえてしかも音の確認もしたい時は騒音対策用のピックを作ります。

作り方は簡単。自分のピックをクリアファイルに当ててマジック等でなぞってハサミで切るだけです。
クリアファイルはできるだけ分厚いものがいでしょう。これであればペラペラなので強く弾いてもエレキギター程度の音しかでません。ただし、あくまで夜用ですので曲を通してきちんと確認したい時は日中にいつものピックを使って下さい。

また指弾きだと音量があがりませんの指弾きの練習もおすすめです。

あとはお金がかかってもいい人はサイレントギターなども売ってますのでそういったものを使うのもいいと思います。
僕も随分昔はお世話になってました。

家族の苦情に関しては家族とのコミュニケーションも大事かもしれませんね。

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